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気になりませんか??子どもさんの猫背🐈

ブログ 2018.03.28

最近増えています!こども猫背🐈

◎皆さんの子どもさんは、こんなことありませんか??

・ゲームや漫画に熱中してしまって長時間座ったまま

・スマホやタブレット、パソコンに夢中になってうつむき加減

・家にいることが多いのに、移動は車

などなど、「現代の環境」が猫背の一因に。

 同じ姿勢を続けていたり、外でしっかり遊ばなかったことが、二足歩行である人間本来の姿勢を支えるために必要なインナーマッスルを十分に鍛えられない要因になることも。

もともと、インナーマッスルは日々の遊び(=運動)で自然と鍛えられるもの。それが幼少時代に遊びが足りなかったりすると、子どもの頃はもちろん、大人になってからも大きな影響を与えてしまうことも。成長期の子どもにとっては、日々様々な動きを経験し、バランスの良い筋肉や持久力を育むことが大切。

🌸ゲームやスマホをしていると満足そうにしているかもしれませんが、大人としては将来の事をしっかり考えてあげたいですね。

 

◎猫背にはいろんなタイプがあります🐈

・背中猫背…背中が丸まり、本来あるべき背骨の自然なS字カーブが描けていない、いわゆる猫背のこと。

・腰猫背…座っている時に背骨のS字カーブが失われ、腰が前方にすべるように倒れている状態。

・首猫背…体に対して首と頭部だけが前に突き出た、ストレートネックとも呼ばれる状態。

・S型猫背腰が極度に反り、S字カーブを描いている状態。常に椎間板に圧がかかり、慢性的に捻挫をしているような状態に。

🌸重要なのは、どんな姿勢の時も常に背骨が自然なS字カーブを描いていること。立位では問題なくても座位だと猫背になる場合もあるので、子どもの立っている時と座っている時の両方をチェックしてあげましょう。

 

◎猫背の問題は、ただ単に見た目が辛そう、だらしなさそうという印象を与えるだけではありません!

猫背になることで…

・自然と胸郭が圧迫され、呼吸が浅くなってしまう→ひいては基礎代謝や内臓機能、持久力や集中力など、様々なパフォーマンスの低下

・体を支えるインナーマッスルが鍛えられていないために、体表面の筋肉だけで姿勢を支えようとし、幼いながらも慢性的なコリや歪みに悩まされる子どもたちが増えているという報告も。

🌸また、インナーマッスルは20歳を超えると年々退化すると言われていて、平坦なところでつまづくなど、基礎的な運動能力の低下を招きやすくなるので、ご注意を。

 

◎毎日の生活で親が子どもの為に気を付けてあげられること

子どもはほぼ親の管理のもとで生活します。自主的に改善することは基本ありません。そこで、まず毎日使うベッドや椅子に注目を。

ベッド→睡眠時に大事なのは布団の硬さ。骨が発達途中にある子どもが柔らかい敷布団で寝ると、背中のS字が崩れて猫背の原因になることも。理想は寝返りが打ちやすい、適度な硬さの敷布団です。

椅子→座ったときに足の裏がつき、ヒザと腰が同じ高さになるのが理想的。脚がブラブラしないように、足元に台を置くなどの工夫を。

小学生であれば、ランドセルの肩ヒモの長さも重要。長過ぎると肩甲骨を後ろに引っ張ってしまい、首猫背の原因になることも。体に密着させて背負えるよう、成長と共に定期的な確認・調整を。

🌸そして何より、日頃から運動させ、まんべんなく体を動かすことが大切です。歩くだけでもインナーマッスルは鍛えられるので、なるべく一緒に歩いて猫背対策を。

HONEY-STYLE   VOL.28