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産後の骨盤についての知識

産後の不調

産後の骨盤

妊娠・出産の過程の中で女性の骨盤は劇的な変化を起こします。また、その骨盤などの骨格を支えておくための筋肉(インナーマッスル)の機能が低下することで、骨も筋肉も緩い状態になります。現代の女性の出産では高齢化していること、また運動量が不足していて筋肉量が産前から不足していることが、産後の体の不調を起こしてしまう要因になっていると考えられます。

正しい産後矯正を行なわないことは、美容面・健康面に影響があるだけではなく、骨盤内の血流が悪くなることでホルモンバランスの崩れなどの原因になり、将来的な更年期の原因にもなります。

所説あるものの、仙腸関節は通常数ミリの可動ですが、出産の際は1㎝程度動くと言われています。また、恥骨結合の隙間には軟骨がある為、数ミリの黒く写る部分があります。この幅は非妊婦ではⅩ線上は2~6mm、妊娠後期には7~10mm、分娩時には40mm以上も広がります(【参考】津山直一ほか:腰痛・背痛各科領域から見た診断と治療,現代医療社)。

恥骨結合だけでなく、分娩時に子宮口は最大10㎝くらいに開くことで、胎児が産道を通ることができます。産後の骨盤は、産褥1日で、平均11.6mm、産褥5日で平均9.2mmと回復していくと言われています。(【参考】産後の不定愁訴についての一考察 骨盤輪不安定症について一:京都大学助産婦同総会誌、1990年)。

出産の状態で広がったままになるわけではありませんが、骨盤として緩い状態であることは間違いなく、仙腸関節や恥骨結合部にこれだけの動きが起こることは、女性の一生の中でも出産時だけのことになります。現代女性の平均出産率は1.43人といわれています。

女性の人生の中で1~2しか起こらないこの変化に対して、本人も正しい知識がなく安易に考えてしまうことも多くあります。

 

実際のところ、なんとなく骨盤が広がるとか、産後のケアをした方がいいとかという考えはお持ちですが、よっぽど痛みや不調がきついとか、身体や健康に対して意識が高くないと、そのまま放っておかれます。

そのままにして何も問題がなければいいですが、次の出産に悪影響があるとか、数年数十年経ってから骨盤のゆがみが原因で痛みや体型、更年期症状が表れるという事があります。

産後の骨盤は体をリセットし、元に戻すいい機会でもあるので、なにか少しでも気になることがあればお気軽に、にしかわ鍼灸整骨院にご相談下さい。